ED治療薬「バイアグラ」の世界初のED治療薬として人気があり知名度が高く、多くのジェネリックに真似られて販売されています。
バイアグラのED治療薬とは
バイアグラを含め現在、効果があるED治療薬の薬効は同じで、ペニスの血管を広げ、血流を促すことで勃起の反応を高めるPDE5阻害薬です。
*バイアグラは、飲むだけで7~8割のED患者に速攻的に有効だったため、ED治療の革命と言われました。
このバイアグラは100%のすべての患者に有効ではないのは「がん治療で前立腺を全摘した人や、勃起神経を温存できなかった人も含め、バイアグラが効かないケース」もあります。
バイアグラなどのED治療薬以外としては、血管を広げる薬をペニスへ直接注射して勃起を促す方法などもあります。細い針なのでそれほど痛みは感じず、血管が正常であれば20分ほどで効果が表れます。そのため、打ってすぐにパートナーの待つホテルに走るなんて人もおり、『ホテル直行法』とも呼ばれたりしています。
バイアグラの効果
バイアグラの主成分はシルデナフィルで作用機序はPDE-5(ホスホジエステラーゼ)阻害薬に分類されます。日本で承認されている全てのED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス)と同様の作用機序です。このバイアグラの効能は、GMP(cyclicGMP)の分解を抑制し血管を拡張させることで陰茎海綿体の血液量を増加し、ED(勃起不全)を改善させます。
日本ではバイアグラは25mg,50mgのタイプの錠剤までしか承認されていませんが、正規のバイアグラは100㎎となっています。
またバイアグラには性的な興奮や性欲増進作用はないので、性的刺激がなく勝手に勃起が起きるものではありません。飲んでも性的刺激、性欲がなければ勃起が促されませんし、また作用時間中ずっと勃起するわけでもありませんのでご安心ください。
バイアグラは海外版が正規品
バイアグラは日本国内版だけでなく、アメリカ版、トルコ版、オーストラリア版などがあります。
バイアグラの製薬メーカーのファイザー社の本社は米国ですから、海外のアメリカ版が正規版と言えるかもしれません。
バイアグラの副作用・注意点
バイアグラは男性用勃起不全=ED治療薬ですが、副作用としては「顔のほてりや目の充血」が多くの方によって報告されています。また、バイアグラの服用によって血管拡張することにより血圧が若干下がります。
その他の副作用として、頭痛や動悸、鼻づまりなどの症状や、光に過敏になり色が変化して見えたりすることなどもあります。
シルデナフィルの効果がなくなると自然と副作用の症状も軽快していきます。
バイアグラには、以下の副作用が想定されます。
- ・全身や顔の火照り
- ・軽い頭痛
- ・軽いめまい
- ・動悸
- ・目の充血
- ・胸やけ
また、バイアグラ使用の際に頭痛がひどいようであれば、ロキソニンやイブ(イヴ)・バファリン等の市販の頭痛薬を使用ができて痛みも和らぐようです。併用禁忌薬や注意事項については説明文や添付文書をよく読み、正しい使用方法を守ってご使用下さい。
バイアグラの食事の影響
バイアグラの一番の失敗が食事になるようです。初めてバイアグラで効果がないと不満を感じる人の多くの多くの人が食事と一緒にバイアグラを飲んでしまう失敗があるようです。
バイアグラの飲み方としては、服用の2時間前からは何も食べないことが必要です。
その理由として、バイアグラの主成分であるシルデナフィルの吸収過程に関係がありますが、シルデナフィルは、腸から吸収されて体内の血液に巡っていきます。胃に食べ物が入っていると、錠剤が腸に運ばれる前に胃で吸収されてしまいます。
また、服用前に脂質の多い食事などをしてしまうと、腸壁に食べ物の油などが付着してしまい、成分の吸収が悪くなってしまいます。
吸収が悪くなることで効き目が発揮されないことや効果が不十分になるといったことがあるため、空腹時の服用を心掛けるようにしてください。
なお、1度服用してから30分ほど経過すれば成分は吸収されるため、その後は好きなものを食べても問題ありません。
バイアグラのアルコールの影響
飲酒とバイアグラは問題ないとされています。ですが、血管拡張作用が酔いを早めることもあるため、飲みすぎには注意が必要です。
バイアグラの世界初の勃起薬としての歴史
バイアグラは1998年にアメリカの製薬会社ファイザー社によって開発発売された世界初のED治療薬の商品名です。
バイアグラを勃起不全薬として優れている点は主要有効成分のシルデナフィルです。この成分がペニスの血流を良くし、勃起を促進するという仕組みになっています。
シルデナフィルもファイザー社が製造したものですが、もともとはED治療のためではなく、狭心症発作の治療薬として開発されたものでした。90年代前半に狭心症発作の治療薬としてシルデナフィルを開発し、被験者に処方して経過について観察していたのですが、シルデナフィルは狭心症治療には効果がなく、治験を中止しようとしたところ、治験参加者が薬の返却がしたがらない事情からシルデナフィルが勃起不全の改善への効果が発見されました。
その後、成分特許、バイアグラの製薬名称も登録されましたが、製薬特許は既に満了しているため、正規のジェネリックが多く発売されています。
*2014年(平成26年)5月にバイアグラとしての成分特許が終了している。
2022年2月に不妊治療で使われる医薬品16品を保険適用とすることが決まり、同年4月から早発排卵防止薬の「セトロタイド」や「ガニレスト」、黄体ホルモン剤と共に、処方許可要件を満たした医療機関から「勃起障害による男性不妊」と診断された上で不妊治療での用途に限り、バイアグラが保険適応になった
バイアグラの通販・個人輸入は
バイアグラは本来海外版が正規品です。海外からご購入が本来、米国のファイザー製薬の社のバイアグラの正規の入手方法です。しかしネットの口コミや体験談などで評価・評判が高いED治療薬ですが、バイアグラは偽物も多く出回っている事情もあり、個人輸入や通販などでは、長く実績があるECサイトからご購入が必要です。
個人輸入は普通のネット通販と同じように購入ができます。
また会員登録をすると割引ポイントがもらえたりお得に購入ができるようです。